カンポットペッパーと普通の胡椒はどう違うの?
世界中が絶賛するカンポットペッパー
まず胡椒と言っても、カンポットペッパーは世界で最もおいしい胡椒と言われています。
日本ではまだ流通が少なく、そこまで有名になっていませんが、ヨーロッパや欧米、オーストラリアでは、毎年何十トンも輸出するほど有名です。
その味は世界中のシェフを魅了するほどで、ミシュラン星を取得したシェフも絶賛するほどです。
カンポットペッパーの特徴は、化学肥料を使わないので、変な香りが混ざらず、胡椒本来の香りが強いこと、口に入れた時のピリッとしたパンチがびっくりするくらいしっかり感じ、お口の中からも胡椒の香りを楽しむことができます。
実際に一度お試しいただけたら、普通の胡椒との違いにすぐ気づくと思われます。
過去に、欧米のTIME誌にも掲載され、絶賛されたこともあります。
「普通の胡椒はテーブル・ワインだが、カンポットペッパーは良質なボルドー・ワイン」
カンポットペッパーはオーガニックの胡椒
カンポットペッパーの栽培は、化学肥料や農薬を一切使用しない、完全オーガニックの栽培方法です。
先ほども少し言いましたが、化学肥料や農薬を使用していると、獣臭みたいなものが混じり、コショウ本来の香りが失われます。
全て自然由来の肥料や強烈な臭いを発する葉っぱで害虫対策しています。
カンポットペッパーは、ミルで擦った瞬間にすごい芳醇ないい香りが漂ってきて、やみつきになります。
いい香りがしすぎて、いつも以上に擦ってしまいます。
色々試しましたが、こんないい香りがするコショウは、カンポットペッパー以外ございません。
この香りは、こだわりの昔ながらの伝統的オーガニック栽培がなければ、実現することはなかったでしょう。
カンポットペッパーがおいしい理由は
特別な地域で栽培されるから!!
カンポットペッパーは、カンボジアのカンポット地方という限られた地域でのみ生産された胡椒のみをカンポットペッパーと称することができます。
フランスのシャンパーニュ地方でのみ生産された、スパークリングワインをシャンパンと呼ぶのと同じです。
そんなカンポットペッパーがなぜ他の胡椒よりおいしいか、フランスで研究された結果があります。
- 海面に面しているため、土壌にミネラルが豊富に含まれている
- 年間を通して強い日差しを受ける
- 化学肥料・農薬を一切使用しない、昔ながらの伝統的栽培方法を行っている
そして4つ目が一番重要になります。
4. カンポット地方の土壌にだけ存在する特別な石が胡椒に影響を与えている。
こちらもワイン同様、ワインはブドウが育つ土壌の地域によって味が変わるのと同じです。
カンポットペッパーの種類
カンポットペッパーの種類は、黒胡椒、赤胡椒、白胡椒と塩漬け胡椒があります。
全て、育つ木は同じで、収穫段階や加工方法により異なります。
それぞれの違いは以下のようになります。
黒胡椒・・・実が熟す前の、未熟な実を乾燥させたもの
赤胡椒・・・完熟した赤色の実を乾燥させたのも
白胡椒・・・完熟した赤色の実の表皮を剥いたもの
塩漬け胡椒・・・未熟な実を採れたての生のまま、塩漬けにしたもの。塩もカンポット地方に面する海水から採れた天然の塩を使用。そのため塩漬け胡椒完全オーガニックです。
未熟な実は緑色で、熟すと自然と赤くなります。胡椒の実はブドウのような房でなりますが、赤く熟すのは4~7粒ほどで、全部赤くなりません。
カンポットペッパーは
世界から認証を受けている
カンポットペッパーのブランド守るため、カンポットペッパーは様々な機関から認証を取得しています。
PGI(地理的表示保護)・・・EUの高品質な農産品・食品を保護する制度
ECO CERT(国際有機認証機関)・・・フランスを本部とする世界標準の有機認証機関。
KPPA(カンポットペッパー普及協会)・・・認定されたエリアで伝統的栽培方法で生産している農家だけが所属できる
どれも厳しい審査基準や立ち合い検査があり、それに合格したものだけがカンポットペッパーとして販売することができます。
これらの認証の表記がない場合は、正規商品のカンポットペッパーでない可能性があります。
まだカンポットペッパーを体験したことのない方はぜひ一度お試しいただきたいです。
袋を開けた瞬間に、もう胡椒の香りが漂い、ミルで削るともっと濃い胡椒の香りを体験することができます。
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